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Go言語によるWebアプリケーション開発 第2章で得られたことと感想

Go言語によるWebアプリケーション開発 第2章「認証機能の追加」が終わったので得られた事と感想をまとめます。

得られたこと

  • http.Handler 型をラップして新しい機能を追加する方法
  • 動的パスのHTTPハンドリング
  • Bootstrapの基本的な使い方
  • Gomniauth を使ったOAuth2認証
  • Cookieを使ったセッション情報の保持
  • WebSocketを通してJSONをやり取りする方法

所感

実業務では echochi を使っているので割と直感的に色々なことをハンドリングしていましたが、標準パッケージだけでやったのは初めてだったため新鮮でした。

フレームワークを使うととても楽なのは良いのですが、中でどのような処理が行われているのかについて無頓着なのはエンジニアの姿勢としてよろしくありません。これを改めて意識する良い機会になったと思います。そしてフレームワークの作者に改めて感謝を。Gomniauthについても同様で大変面倒なOAuth2の認証がいとも簡単にできました。

今回の章では見た目にも最低限の気遣いが行われBootstrapを使いました。まぁ触れる内容としては極々初歩の部分で所謂「Bootstrap臭」が満点なUIになってしまうのですが、それでもちょっと適用するだけでガラリと色付くのは普段表側をあまり触らないバックエンド屋さんとしては胸躍る一時でした。

Base64を使った確実な情報の保持や認証、バイトスライスではなくJSONを使ったフロントとのやり取り等、実際のWebアプリ開発の際にもよく使うパターンが満載でWebアプリ入門をする人にとっては良い学びがたくさんありそうな章だったと思います。